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定期的な歯科検診により虫歯予防、虫歯を早期発見しよう!
「何年か前に虫歯の治療をしたのに黒くなってきたんですけど~?」
「銀歯を入れたのが外れたのは下手なのでは?」
なんて話をされる患者様がおられます。

聞けば当たり前な訴えではありますが、こんな場合きっと誤解されているんだろうなぁと思い、僕はいつもそんな患者様に丁寧に説明しています。

「虫歯で削った歯の治療は、元通りになったわけではありません!」
歯は再生しないからです!


骨折した骨や傷ついた皮膚などは生体として再生しますが、人間の体で「歯だけ」は唯一再生しない組織なのです。

虫歯の治療とは、人工的な代用材料(樹脂、金属、セラミック)で穴を埋める「補修・修理のような状態」でしかありません。

もちろん昔に比べて歯科材料は凄く進化して、接着の技術も向上していますが、まったく削られていない健康な歯とは明らかに違うのです!

どんなに優れた人工的な材料でも、削られた穴に接着剤で埋められているだけです。

人間のお口の中の環境を考えてみて下さい、、、、
毎日食事のたびに何十キロもの荷重を何万回とかけられ、熱いもの冷たいもの、酸、アルカリに水没した状態でも耐え続けなければならない過酷な環境にあるのです。
左は新たな奥歯の溝の虫歯です。
右は昔にレジン(樹脂)充填された歯ですがそのまわりが黒く虫歯になってきています。

レジン充填は何年も経過すると接着不良や破折で縁が黒くなったり、虫歯になってくる事もあります。

左の健康で削られていなかった歯の溝ですら虫歯になるのですから、人工的な接着剤でつけられた修復物も再度虫歯になってもしょうがない事かもしれません。

虫歯で削られた歯がある方は再び虫歯になっている可能性も高いので、定期的に歯科検診をするべきなのです。
新たな虫歯と、再び虫歯になった(2次カリエス)の両方とも削り、新たに充填しました。「削って埋めたら綺麗になるじゃん!」と思わないで下さい!

なるべく最小限に小さく削りますが、削るたびに穴は大きくなる!
決して再生することのない歯の実質欠損は大きくなるのです!!!

大切な事は
「永久歯は絶対に虫歯にさせない!」
「虫歯で治療した歯は定期検診が必要!」
「歯を削るなら最小限度におさえる!」


歯科の定期検診で虫歯は小さなうちに早期発見、早期治療も大切です!!
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